知っているようで知らない?会社の決算月とは?

           

         

                   

知っているようで知らない?会社の決算月とは?


社会人、企業人であれば「決算月」という言葉を知っていることと思います。決算月を目指して営業は売り上げの達成を目指し、経理は日々いろいろな分野の算出を行なっています。そんな決算月に、不要な忙しさを呼び込んでしまってトラブルを起こしてしまった、あるいは起こしてしまいそうになった経験はないでしょうか?そんな決算月のトラブルを解消するために、ここでは決算月についてのあれこれを詳しく紹介します。

 

決算月とは何か?

決算月とは企業が本決算を行なう月のことです。その年度の売り上げや利益が全て算出される重要な月です。また、上場企業の多くでは、四半期決算が採用されています。これは、一つの年度を三ヶ月ずつ、四つの期間に区切り、それぞれの期間で業績を算出していく方式です。この方式が採用されている理由は、目標達成への実現度を可視化し、従業員のモチベーションを上げたり、達成への見込みをつけやすくしたしするためです。決算月としては、多くの企業が三月に設定していますが、企業の繁忙期などの条件に左右されるため、企業によってまちまちだといえます。

 

決算月は経理の繁忙期

決算前になると売り上げを達成するために受注を多くとったり、在庫を処分しようとしたりして、忙しくなる企業もあります。一方で、決算前だからといって、全ての会社が忙しいのかというとそうではありません。仕事が少ない時期を決算月に当てている企業が多い上に、目標を早めに達成しているなどの理由があれば、営業の忙しさには影響がない場合もあります。しかし、経理にとって決算月は一年の中で最も忙しい期間です。売り上げや目標達成率の算出はもちろん、税金や諸費用の計算なども行なう必要があります。そうならないように、日々進行を管理していても、急なトラブルが発生する可能性もあり、決算月の経理は頭を痛めがちです。

 

クラウド会計で業務の効率化を

こうした経理の仕事を少しでも減らし、決算月でも冷静に仕事ができるよう、クラウド会計サービスを利用する企業が増えてきています。特に、算出が面倒な税金などは、積極的にクラウド会計に算出を委託する傾向があります。仕事量を減らし、時間と心に余裕をもたらすことによって、業務からミスが減り、着実な新年度への準備を進めることができます。もしも、まだクラウド会計を導入していなくて、決算月の慌しさに追われている企業があれば、ぜひとも検討することをおすすめします。”